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hand embroidery works


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広島の針のこと 2

JUGEMテーマ:アート、デザイン、日々 / Art, Design, LIFE

 

先週の土曜日いな暮らしさんにてワークショップの一回目を行いました。
少しひんやりとするような梅雨らしいお天気のなか静かに刺繍を嗜むとてもいい時間でした。
あろうことかWSのための荷物の準備で頭がいっぱいでカメラも、携帯も持っていくのを忘れてしまい、その風景を収めることが出来ず…。
二回目が終わったころにまたその様子をご紹介できればいいなと思っています。
 
Sunny Thread いな暮らし

いな暮らしさんでは2回目のWSが行われる7月13日までSunny Threadを販売していただいています。ランチやお茶のついでに是非ご覧いただけたらうれしいです。
 
そして前回のブログの続き、愛用している広島の針の話の続き。
 
TOHO 広島針
 
こちらはビーズのメーカーTOHOさんのビーズを通すための針。
普通のビーズ用の細い針にも通らないようなアンティークの小さなビーズもこの細い針を通して、糸に通すことができます。
 
TOHO 広島針

こんな感じ。
手芸針もそうですが、国産のビーズのメーカーも広島が多く、手芸と縁の深い地域なんだろうなぁと想像します。

最後はこの方。
 
広島針 手芸針
「なんでも用」という頼もしい名前に魅かれて買ったこちらの針はちょっと太めで針穴も大きく、硬い素材にもググっと通る実際頼もしい針。
 
手芸針 広島針

私はバッグのレザー部分を縫い留めたりするのに使っています。
針を作る現場は見たことないけれど手造りってどういう風に作っているんだろう。川野要次郎製針所さんの物です。
 
今回は広島の針を紹介して見たけれど、きっと広島に限らず全国いろんなところでこうやって規模の大小は問わず、きらりと光る道具を作っているところがいっぱいあるんだろうと思います。
良いものが良いものとして作り続けられることを願いつつ、そのうちまた自分にとっての良い道具紹介出来たらいいなと思います。刺繍や手芸を楽しむかたに何かお役に立てばうれしいです。

広島蔦屋書店さんでのイベント「布地を歩く人」は今週7月11日(木)までの開催です。Sunny Threadを置いて頂いています。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

 

 

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広島の針のこと 1


ただ今、広島にあるT-site内蔦屋書店さんで行われている刺繍フェア「布地を歩く人」にSunny Threadを置いて頂いています。
広島と言えば、いつか何かの機会に綴りたいなぁと思っていた、自身も愛用する広島の針のエピソードを今日はご紹介。
広島針
広島は江戸のころからの針の産地で日本の生産量の約9割を占めているそう。
以前そんなことは全く知らなかったとき、何と無しにみた針のパッケージにかかれた住所が広島で、他のはどこ製の針なんだろうと
手持ちの針のパッケージを見たらどれもこれも広島で、「なぜかやたら広島!」と一人盛り上がったのでした。

そんな針の中でニードル刺繍をするときに使うのが、こちら。
昔母から「こんな素敵な針があるみたいよ」と新聞の切り抜きをもらったのが知るきっかけとなったチューリップさんの針。
広島針 チューリップ針

するすると気持ちの良い差し心地もさることながら愛らしいパッケージも魅力。細いのに針穴が大きく刺繍糸を通しやすいのもうれしいポイント。写真のフランス刺繍用の他にも手縫い用の様々な針のラインナップがあり、フランス刺繍針だけでも長さのバリエーションがたくさんあるのがうれしい。
続いてこちらはビーズを縫い付けるときに使う細い針、中田製針所さんの物。
以前都内の手芸店で見つけ、小さなビーズにもスーッと入るその針を以来愛用してます。
初めに買ってから何年もたち、たくさん入っていた針も残りも少なくなってきたので買い足そうとよれよれになったパッケージをもってこれくださいと手芸店に行くと「廃盤になりました。」とのショッキングなお返事。
ビーズ刺繍に欠かせない道具となっていたので、それは困ると生産者さんのところにはまだあるかな?とパッケージを頼りに製造元を探し電話をすると「今も作ってますよ、販売出来ますよ。」とのこと。なぜ廃盤と言ったのかは謎…だけど、ひとまずまだ作られているとのことだったので、本当に良かった。無事新しい針を買う事が出来たのでした。
控え目で愛らしい象のマークもいい感じなのです。

続きは次回に。
この夏行うワークショップでは自身が制作の時に使っている道具もご紹介&実際に使ってみてもらえたらと思っています。刺繍の道具をそろえるにしても何から買おうかな?と思っている方にも参考になればうれしいです。
ご予定合えばぜひご参加ください。

 

 

ワークショップ詳細はこちら↓

 

 

Sunny Threadと針仕事 ―夏の庭のハンカチ―
日時:【1回目】 2019年6月29日(土) 10:00〜12:30
   【2回目】 2019年7月13日(土) 10:00〜12:30
場所  いな暮らし/ JR南武線【矢野口駅】徒歩8分 〒206-0811東京都稲城市押立1744-46
費用: 7000円(全二回・材料費込) ※別途、いな暮らしさんで1オーダーお願いします。
※ハンカチのサイズは40cmと30cmから、お色はホワイトと生成からお選びいただけます。
持物: 特になし。直径20センチ以内の丸形の刺繍枠をご持参いただける方は予約の際、その旨お伝えください。
お申込み方法:info@chez-aya.comまでEmailにてお申込みください。
件名「ワークショップ予約」とし本文にお名前、電話番号、ハンカチのご希望のサイズと色をご記入ください。
丸枠をご持参いただける方はその旨をご記入ください。3日以内にお返事いたします。
広島蔦屋書店でのフェア詳細↓
刺繍フェア「布地を歩く人」
・日程:2019年5月28日〜7月11日
・会場:広島蔦屋書店2号館1Fエスカレーター前


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布博 in 東京 春待ち刺繍展

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寒い毎日の中にも時折春の気配を感じる今日この頃。

昨日会った近所のおじちゃんは採ってきたフキノトウを

今夜は蕗みそにしていただくとにこにこ。ウラヤマシイ。

 

1月最後の週末、布博 in 東京 “春待ち刺繍展”に出展しました。

毎回主催である手紙社さんのイベントにかけるパワーに脱帽なのだけれど、

今回もまた刺繍愛に溢れる会場、ほんとにたくさんの方にお越し頂いた3日間でした。

 

 

開店前のayaのブース、光がたくさん入る会場の始まる前の静かな時間。

 

 

間に合うかどうかひやひやだったSunny Threadの新色もいい色に仕上げていただき会場でお披露目。いつも糸を入れている棚もトントンと増築して20本使用に。

 

「Sunny Threadの新色ができたと聞いてきました」とか「前回買った糸を買い足しに…」

と声をかけてくれるお客さんがほんとにいっぱいいて、なんだかうれしかったです。

 

一方刺繍の作品たちもたくさんの方の元に旅立っていきました。

新作はあまり用意できなかったのだけど、長い間作っている魚のブローチを素材を変えて作ったものが自分の中でしっくりとくる仕上がりに。

見つけてはちょこちょこと買い集めた古いビーズやスパンコールを組み合わせて作った魚たち。

素材の風合いでいい感じの趣に。

ずっと作りたいと思っていたものが形になったような魚たちでした。

 

 

今回も前回と同じステージ前の特等ブース。

4組のアーティストの奏でる音楽を満喫しながらの贅沢な時間。

やっぱり生の音楽っていいな。

 

 

出演者の一組ヘクとパスカルのCDをお持ち帰り。

歌詞もメロディーも心地よくお店番をしながらもジーンと聞き入ってしまいました。

言葉を話し始めたうちの子が、もう少し大きくなって色の名前を覚えたら何色を好きっていうのかな。好きな色があるって素敵だな、なんて思ったり。

 

今回もまた開催一週間前にインフルエンザにかかったり子供が熱を出したりひやひやの準備期間だったけれど、どうにかこうにか、終えることができました。

 

普段の半年分くらいおしゃべりしたかな?と思うような3日間、

お越しくださった皆さま本当にありがとうございました。

 

 

 

ただ今、Sunny Threadの新色、ONLINE SHOPに掲載準備中です。

 

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布博in東京

 

 

夏の庭を布に描いていたのはもう1か月も前のこと。
気が付けば見上げる空には秋の雲。
先月末に行われた布博、大賑わいの3日間。
前日の搬入から始まりばたばた、あわあわしながらも、特設ステージの目の前というぜいたくなブースで、ライブを聴きながら楽しい時間を過ごすことができました。


今回の布博のために作った新作や、これまでに作りためた作品をたくさん持って会場へ。

それぞれの作家さんのブースに用意された、今回の布博のお代、モビール。

 

 


ayaでは、今回新たにつくったショップカードの拡大版をたくさん作って
ゆらゆらとバッグやTシャツと一緒にディスプレイ。
(脚立に上って、この枝を天井から吊り下げる作業がものすごく怖かった。)

 

Sunny Threadをつかった新作に定番のビオラや魚たち…。

 

名前入りのハンカチのオーダーも行いました。

 

 


「刺繍」にテーマを絞った今回の布博、やはり刺繍に興味津々の方が多く、真剣に作品を見てくださり、またSunny Threadを手に取ってくださりました。いろんなアイテムがお嫁に行き、途中で巻き巻きして何度も補充したSunnyThreadも最終日には色んな色が完売。
この糸を買いにわざわざ来ましたと声をかけてくださった方、シンガポールからご旅行の最中に立ち寄ってくだりピアスをお買い上げくださった方、お友達へお贈り物に名前入りのハンカチをオーダーしてくださった方、たくさんの素敵な出会いがありました。

随分前から出店は決まっていてちょっとずつ準備をした今回の布博。
赤子も自分も元気で当日を迎えられ、赤子はお利口に実家で留守番を果たし、自分は会場に通う事ができてそれが何より良かったと充足感に浸ってる間に早一か月も過ぎてしまいました。協力してくれた家族や友達に改めて感謝。
すぐ隣のブースのnuitさんは半年のお子を連れて三重からいらっしゃっていたそうで、レベルの違いに脱帽。開催中nuitさんの背中におぶられた小さな赤ちゃんがにー!とか、ふにゃー!とか言うたびに他人事と思えずソワソワして、実家に置いてきた自分の赤子を思い出し自分も一緒につれてくればよかったなぁなんて思ったり…。実際そんな余裕は全然なかったのだけど。一緒には来れなかったけど、Kanae Entaniさんの小さなかわいい熊のガラガラを布博土産に連れて帰ったのでした。

 

改めて、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

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夏の庭

 

 

楽しいと思える領域を超えた暑さや、順番ちぐはぐなくセミの声(そうなったのはもうずいぶん前のことだけど)に気を取られているうちにもう八月も8日、台風の接近とともに訪れた涼しい小休憩に心よりほっとしている朝。

 

だけど、夏の素敵なこと、かき氷をたべたり花火をしたり、は忘れないようにしなくては。

 

24日〜に控えた布博の準備をしています。

無造作に庭や畑の脇なんかに咲く野花がいろんな種類が混ざってわらっとしている佇まいが好きで、そんな雰囲気のブローチが作りたいと針を進めています。

 

ぜひ遊びに来てください。

 

イベント詳細HPご覧ください。

 

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